古代でも現代でもエジプトの女性は強い!

古代エジプトの夫婦像を見たことがありますか?

壁画でも彫像でも、妻が夫の一歩後ろにいるのですが、日本の3歩下がって影踏まず、というのとは少々事情が違うようです。

というのも、彫像の時は後ろから夫の肩へ腕を回して、まるで支えているような姿勢で表現されています。

守護神や悪い物を追い払う神は、古代エジプトでは女神の方が多く、往々にして彼女たちの腕の下などに描かれる大きな翼は包容力と庇護を表現した物です。むしろ攻撃的な守護をする神はほとんど女神です。

つまり、一歩下がって夫を支えて守るのが妻の正しい姿だったのです。

現代のエジプト人の女性たちの多くが、夫を尻に敷き、息子を溺愛し、嫁いびりをします。そして嫁は決して負けずに戦います。スカーフを被ろうが規律で縛ろうが、実にたくましくかしましく元気です。

おしんブームが去った今でも、一見おとなしく小柄な日本人女性の人気が高い理由は案外こんなところにあるのかもしれませんね。

**Contact**

メモ: * は入力必須項目です