2日のブログにも書きましたが、古代エジプトの新年は洪水の始まりをしめすシリウスが太陽とほぼ同時に天に昇るヘリアカルライジングが観測される日になります。
この現象はエジプトだけでなく世界中で見ることが出来ます。
ルクソールやアスワンでは現在の西暦で7月の17日か18日、那覇では7月の19日、東京は7月の26日の夜明け、日の出の約30分前の薄明の中で輝くのを見ることが出来ます。
この現象がヘリアカルライジングです。
新年に初日の出にのぞむ現代の日本人のように、当時の古代エジプト人たちもこの現象を見ることに、なにか神聖な気持ちになっていたのかもしれませんね。
半年後ですが、観測にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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