古代エジプトの書き言葉は発音を表す文字と意味を決める発音しない文字との組み合わせで出来ています。
同音異義語は最後に着いている意味を決める文字で見分けることになります。
よく見るエジプトハゲワシやウズラの雛の文字は発音だけする文字です。
同じくよく見るツバメの文字もウルと発音するだけの文字なのですが、なぜか良い意味の言葉でしか使われません。主に「偉大な」という意味の言葉で使われていて、時代が下がるとツバメの文字だけで「偉大な」という意味で用いられるようになりました。
対してしっぽの形でしか見分けがつかないスズメの文字は発音はせずに意味だけを決める文字として用いられます。
そして必ず悪い意味を決めるのです。
ツバメは太陽の船の舳先にとまり日の出を唄うと考えられていたようで、良い兆しのようです。
日本では春に渡ってくることから待ちわびた春を知らせる鳥であり、西洋でも幸福の王子の物語のように幸せを運ぶイメージが世界共通で持っているのかも知れませんね。
スズメは穀物を食べたりと、日本でも害鳥と考えられていましたから、同じ感覚なのかも知れませんね。
例外的に冬に羽に空気を含ませて暖を取っているスズメは福良雀と呼ばれ、縁起の良いものとも言われています。
私は個人的にはスズメは可愛くてどの季節でも好きですが。
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