鶴は千年、亀は万年。
ツルは長寿の縁起の良い鳥と言われています。
渡り鳥として冬の到来を知らせる鳥でもありますね。
古代エジプトでもツルがいました。
渡り鳥のツルを捕まえて家禽として群れで育てていた様子が中王時代の壁画にも描かれています。
古代エジプト語でツルはジャアトと呼んだようです。
頭に小さな赤い円と黒い尾羽で描かれたツルは、北海道に渡ってくるツルととても似ています。
現在もアフリカ大陸に渡るツルがいるようですが、姿は壁画のものとは外見的な特徴が一致しないようです。
気候も現在とは違いますので、当時とは渡ってくるツルの種類が違っているのかも知れませんね。
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