10月13日に、スペインとエジプトの協同発掘隊によって、デエル・エル・バハリで保存状態が素晴らしく良好なカルトナージュが発見されました。
デエル・エル・バハリはハトシェプスト女王葬祭殿で有名ですが、修復もほぼ終わったこともあり、新しい話題は少ないのですが、その隣のトトメス3世の神殿はまだまだお宝が眠っているようです。
今回のカルトナージュは王の召使いAmenrenefの墓が発見され、その中にミイラを収納したまま、ほぼ破損せずに見つかっています。
カルトナージュは、亜麻布またはパピルスを漆喰で何層も重ねて固めたもので、ミイラマスクなどもつくりますが、今回のは人型棺の形でした。
美しい彩色もされていますし、詳しい調査結果がでるのが楽しみですね。
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