アブシンベル大神殿は10月20日から22日と2月20日から22日の2つの時期に、朝日が通常光の入らない奥の至聖所まで光が入ります。
特別な入場券はいらないのですが、これを見るために各国の観光客がアブシンベル大神殿を訪れます。
前後1日ぐらいずれても見られるそうなので、混雑を嫌う方はそうすることもあるようです。
至聖所には4体の彫像があります。
朝日は約20分間照らすのですが、向かって一番左に座してるプタハ神だけはその光がきちんと当たらないのです。
これはプタハ神が冥界の神であるから、と言われています。
ちなみにプタハ神の右隣はアメン神、その隣は神格化したラメセス2世、一番反対側にラー・ホルアクティ神が座しています。
残念ながら彫像はどれも建設当時の姿は残していませんが、壁面のヒエログリフがきれいに残っていることでそれぞれが誰であるか分かっています。
今回は逃しましたが、できれば次のチャンス、2月20日から22日の間を狙ってエジプトに行きたいものです。
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