昨日は東京の最高気温、38度になったとか。
本当に暑かったです。
エジプトも暑いことで有名ですが、体感的には東京より過ごしやすいです。
「湿気がないとこんなに違うのか!」とびっくりします。
ちょっと木陰に入れば涼しいですし、汗がすぐに蒸発するのでべたつかないんです(←これ、重要!)。
しかも9月に入ると涼しくなるので、東京に9月に帰ると「東京の方が暑い!」となります。
日本ではエジプトは冬に行くもの、という感じですが、私的には夏こそエジプトへ脱出したくなります。
初めてルクソール神殿に行ったとき、あまりの日光に強さに、「アテン神はこれを表現したのか!」と思わず思ってしまいました。
アテン神は太陽円盤から先が手になっている光線が伸びている姿で描かれています。
実際には手にアンク(生命の印)などを持っているので、恵みを与えている、という感覚だったのでしょう。
その時の私には、その手に押さえ込まれているような錯覚を覚えるほどの圧迫感を感じていましたが。
圧力のある陽光、後にも先にもその一度だけしか感じなかったのですが、もう17年近く前の出来事なのに、今でも忘れられません。
あまりのつらそうな様子に同行した人たちにすごく心配をかけてしまったのも忘れられません。
翌日、同行した方のアドバイスで下着などをできるだけユルユルにして、カルナク神殿に行ったときは感じなかったので、服装の問題だったのかも知れません。
古代も近代もエジプト人があまり締め付ける服装をしていなかったのは、もしかしたらこんな理由もあったのかもしれませんね。
昨日のような暑い日は、エジプトに行きたくなります。
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