渋滞の車の間で鳴り響く高い音とキラキラ〜カイロ市内の水売りたち〜

カイロ市内のそここでカーン、カーンと高い音が聞こえたら、それは十中八九、水売りが銀色の皿?を打ち鳴らしている音です。

それぞれ意趣をこらしたオスマントルコ風の制服を着た青年たちが、自分の胴回りの2倍はありそうな幅の銀色に輝く大きな蓋付き壺を腰に乗せるようにして皿を打ち鳴らして水を売っています。

壺のふたに色とりどりの大きな鳥の羽をつけているグループもいました。

壺の周りにはフックがついていて、銀色のカップが幾つもぶら下げられていて、お金を払うとそのカップいっぱいの水を銀色の壺から汲んでくれます。

冷たくて美味しいですよ。

渋滞の車を縫って歩いていることもありますが、カイロ博物館の木陰で立っている人もいます。

 

最近はスーパーもカイロ市内で見ることができ、水売りたちは数を減らしているようです。

ちなみにピラミッドやスフィンクス地域に入るためのバスの駐車場では、水を凍らせたペットボトルを売っている人たちもいました。

こちらはTシャツに半ズボンで、情緒的には圧倒的にカイロ市内の水売りに軍配が上がります(冷たさでは凍っているほうが、上ですが)。

 

是非、彼らが完全に姿を消す前に、カイロへ!

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