バザール(市場)というとお土産物のイメージがありますが、朝の野菜市もなかなか楽しいです。
フランスのマルシェのように、色とりどりの野菜が、「並べる」というよりも「飾っている」感じです。
一畳分ぐらいの板を少し傾斜をつけてひろげ、その上に様々な野菜や果物を使って模様を描いているようです。
それぞれ意趣をこらした店並みを見ながらそぞろ歩くのは楽しいです。
ホテルやいわゆる店舗ではない屋台方式なので、もちろん冷房もありません。
雨の降らない土地なので、簡単な日除けすらない店舗もあり、午後には残った野菜はちょっとぐったりしているのもご愛敬。
大声での呼び込みはありませんが、店番の子どもたちの笑顔と熱意があります(ちなみにエジプトは子どもの数が多いので小学校は午前と午後の2部制をとっていて、昼間に子どもを見かけるのはサボっている訳ではないんです)。
朝の涼しいうちに散歩がてら、訪ねてみてはいかがでしょう?
こんにちの日本ではあまり見かけなくなった白ナスや曲がったキュウリなどの懐かしい野菜やラグビー型のスイカなど、違いを楽しむのも楽しいです。
レタスもチシャ系が多いので、丸いものよりサニーレタスっぽいものが目につきます。
沙漠の国なので、メロンやスイカ、トマトなど、味が濃くて美味しいのですよ。
切っただけなのに、なんでこんなに美味しいかな、サラダ!って思いながら朝ご飯のビュッフェは野菜てんこ盛りに。
古代からワイン造りで有名だったように、葡萄は種類も豊富で本当に美味しいです。
甘いんです!美味しいんです!汁がすごいんです!
オレンジなども甘みが凝縮されてるっ!ともだえたくなる美味しさです。
是非、エジプトに行って味わってみてください!
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